緊急特集 　インフルエンザ対策

インフルエンザ対策の代名詞と言えば、マスクです。
しかし、本当に予防に対して効果があるのでしょうか？

マスクは、吸う空気の量が制限されるので、一緒にウィルスを吸いこむ量も、若干は減らす事が出来るでしょう。しかし、マスクの網目のウィルスから見れば、非常に粗く、ウィルス自体を、シャットアウトする事には、効果は薄いでしょう。

しかし、自分の咳、くしゃみなどで飛び散る息や唾液に含まれるウィルスをばらばら撒いてしまうのを防ぐには、非常に効果的です。咳やくしゃみなどは、自分の想像以上に広範囲に菌をばら撒いてしまいます。息にからの空気感染だけでなく、唾液がかかった物（食べ物や歯ブラシなど）による接触感染を防ぐには、マスクは効果が高いと言えるでしょう。
特に今回の新型インフルエンザの特徴として、弱毒性というのが、あげられます。
子供やお年寄りなどは重症化しやすく、感染が分かりやすいのですが、体力のある元気な人は、自覚症状が少ない場合があります。
そのため、知らず知らずのうちに、菌をばら撒いてしまう事もあります。
会社や電車などで公共の場所だけでなく、自宅で家族にうつしてしまう事も考えられます。
四六時中つけていると、呼吸が制限されるため、体力の消耗を招くおそれもありますが、人ごみや、子供、お年寄りなどの免疫力の弱い人と会う時は、うつさないようにマスクをつけた方が良いでしょう。