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15歳から18歳、高校生アスリートは
力強い筋肉をつける

筋肉の発育が活発なこの時期に、筋力と筋量を手に入れる。

18歳ぐらいまでは筋肉が発達させやすい時期になります。高校に上がるくらいから、トレーニングに高負荷な筋力トレーニングを取り入れ始めましょう。身体能力をレベルアップするためです。筋力がアップすれば、速さや力強さ、正確性などもアップします。
アスリートとしての方向性なども見据えて、必要な筋肉を鍛えていきましょう。ライダーなら内腿にある内転筋を中心とした下半身の筋肉を十分に鍛えましょう。

トレーニングの増大に伴って不足する栄養量

従来の動作の為の反復練習やスタミナを維持するための持久系の運動に加えて、筋肉を増やすための筋力トレーニングをすると、必要なカロリー量や栄養素量が格段に増えていきます。
朝昼晩の三食に加えて、運動前後の間食を取り入れるなど、十分な量を摂りましょう。
必要であればプロテインなどサプリメントも積極的に活用しましょう。
また、中学から高校にかけては食生活など習慣面での乱れも大きくなりやすいので、注意が必要です。

筋力トレーニングで不足するカルシウム

筋肉の活動には、カルシウムが消費されます。筋肉に大きな負荷をかける筋力トレーニングでは、大量のカルシウムが必要です。同時にカルシウムは、骨、骨格の育成に不可欠なものです。そのため、筋力トレーニングすると、骨格の成長にまわるカルシウムが不足する事があります。もともと乳製品の少ない日本の食文化から、欧米と比べて日本人はカルシウムが不足しがちです。牛乳やヨーグルトを毎日食べる習慣をつけると良いでしょう。

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