持久力を決める、呼吸器系、循環器系の発育が活発な年代。
12歳から14歳ぐらいは、肺など呼吸器系、心臓や血管などの循環器系の発達が、とても活発になります。これらは、アスリートの持久力、スタミナをつかさどる、とても重要な部分です。そのため、この時期のジュニアアスリートには、これらの器官を十分に発育させるのが良いでしょう。
それまでに培ってきた動き、運動をベースに、低負荷の運動を持続的に行う運動、いわゆる持久系の運動を中心に取り組みましょう。
こうする事で、質の高い動きを長時間にわたって行えるアスリートの土台となるでしょう。
持久系運動に必要な栄養をしっかりと食事で摂る。
質の高い持久系運動を、継続的に行うには、毎日の食事がさらに重要度を増します。ますエネルギー源となる炭水化物(糖質)や脂質を十分な量を摂りましょう。できれば毎日体重を計り、摂取カロリーの目安にします。体重が減少傾向ならカロリーが足りないという事です。
また、炭水化物や脂質をエネルギーに変えるのに不可欠な栄養素、ビタミンB1やB2などビタミンB群もきちんと摂りましょう。肉、魚類に多く含まれるので、脂肪の量に注意しつつ、食事に盛り込みましょう。