ビタミン、ミネラルの摂りすぎ注意
摂りすぎによる過剰症
危険のあるビタミン、ミネラル
ビタミンやミネラルが不足するのはもちろん、大量に摂りすぎても中毒症状などの過剰症を引き起こします。良く知られているのは、ナトリウムです。ナトリウムは、食塩としてとる場合が多いミネラルです。塩分の摂りすぎは、高血圧になるというのを聞いた事があるのでないでしょうか?ビタミンでは脂溶性ビタミンという尿から排泄されないビタミンがそうです。ビタミンA、D、Eがそうです。この中でもAとDは、頭痛、吐き気をおこす可能性があり注意が必要です。ミネラルは、ビタミンより必要量が少なく、比較的過剰症がおきやすいので注意しましょう。
サプリメントからの摂取は特に注意
過剰症といっても、通常の食事ではめったに起こりません。吸収率の極端に高いナトリウムぐらいです。サプリメントは、通常の食事ではありえない量の栄養素を、1度に摂れます。むやみに飲みすぎると、過剰症の危険があります。ただ、サプリメントは、通常の食事で必要な量の大半を摂り、その補助として作られています。なので、パッケージに書かれている目安を守っていれば危険は少ないと思います。かといって、不足すると体のパフォーマンスが下がってしまいます。基本的にトレーニングやバイクライディングをすると、汗でミネラルが流れ出たり、体を動かしたりするのにビタミンを消費したりします。何も運動していない人よりは、不足しやすいといえます。特にカルシウムや鉄は、吸収が悪く、通常の食事だけでは不足する事が多いです。管理栄養士がついているプロアスリートでも、サプリメントは栄養管理に取り入れています。
サプリメントは、栄養補助食品です。あくまで、補助なので、過信しすぎ、怖がり過ぎず、上手に利用しましょう。