首のまわりにも筋肉はあり、鍛えれば強く太く、
そして安全になります。
大事な頭部を支え、頚椎を守っている首。
首には、筋肉があり、腕やふとももと同じように、トレーニングで太く強くなります。ヘッドストラップ(首鍛錬器具)などウェイトを使ったトレーニングや人に押してもらって負荷をかけたりした鍛えていきます。
鍛えることで、首は太くなり転倒時の衝撃に対して強くなります。
バイクのフレームでも太く厚みのある方が、衝撃や外圧に対して強くなるのと同じです。
首は、頭部への衝撃を吸収する役割があったり、頭部からのびる脊椎が通っていてそれを保護しています。
トレーニングで、首の筋肉を鍛えておけば、転倒などによるダメージから頭部や頚椎を守り、重大な損傷を体に与えずにすむかもしれません。
ライダーの安全のために注目される首
体がむき出しのライダーにとって、頭部や首、頸部は転倒時にダメージを受けやすい部分です。頭部や首、頸部へのダメージは、死亡や頚椎の損傷による植物状態や半身不随など重大事故につながります。実際、頭部を守るヘルメットは、公道、サーキットを問わず着用が義務付られています。レーシングスーツ(ツナギ)には転倒時に首を守るラクダのコブのようなパーツがつけられているものが増えています。