筋肉の柔軟性を保つ保温性アンダーウェア（インナーウェア）は、
タイヤウォーマーのようだ。
バイクのレース前にタイヤに巻いているタイヤウォーマー。
この役目は、タイヤを温めタイヤ本来の柔軟な収縮性を出し、グリップ力、運動性を引き出すことです。
寒い日にライダーが着る保温アンダーも同じ役目を持っています。
ライダーの筋肉は、タイヤと同じで冷えていると十分な力を発揮しません。冷えた筋肉は、動きが硬くなりスムーズな伸縮を行えません。これは、普段どんなに鍛えていても同じです。トップアスリートの多くが、ウォーミングアップに十分な時間を割いている事を考えると、この重要性がうかがえます。
ライダーの場合、乗る前にいくらウォーミングアップをしても、着ているウェアの保温性が不十分だと、すぐに身体が冷えて筋肉は、ガチガチになってしまいます。ジャケットやオーバーパンツなどアウターをしっかりしたものを選ぶのは当然として、より積極的にライディングを楽しむライダーは、アンダーウェアも厳選しましょう。
アンダーウェアは、皮膚に密着し体を直接温めるため、アンダーウェアの差で体の体温の維持に非常に差が出ます。体の保温における重要性は非常に高いです。アウトドアメーカーやスポーツメーカーからたくさんのアンダーウェアが発売されています。自分の目的に合わせて、予算の許すかぎり良いものを選ぶと良いでしょう。
