ビタミンB群とは?
ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、葉酸、パントテン酸などを合わせてビタミンB群とよんでいる。人間の体内の主な役割して、エネルギーを作り出す役目をになっている。糖質、脂肪、タンパク質をエネルギーに変えて、体を動かすのに必要不可欠な栄養素です。特にB1は糖分を、B2は脂肪をエネルギーに変えるの必要です。B1が不足すると、糖分がエネルギーとならずに、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されてしまいます。B2が足りてないと、脂肪をエネルギーに変えにくくなってしまいます。
運動時に、バテにくく、スタミナのあるタフなアスリートにはしっかり摂りたい栄養素です。同時に、脂肪をつきにくく、取りやすい体にするにも不可欠です。
実は摂りにくい栄養素
こんなにも重要な栄養素であるにも関わらず、十分な補給が難しい栄養素です。その原因は、水溶性ビタミンであるからです。水溶性ビタミンとは、その名のとおり水に溶けるビタミンで、すぐに必要ではない分は、尿と一緒に体外に排泄されてしまいます。なので、糖分や脂肪を摂取するごとに、つまり食事ごとにとる必要があるので、1日に何度もとらないといけないのです。
肉や魚、豆類などに含まれ身近な栄養素でもあるので、バランスのとれた食事をしている分には不足しにくい栄養素です。しかし、ビタミンB群は、アルコールなどの分解にも使われているので、年末年始の忘年会、新年会のでお酒を飲みすぎていると不足しがちな栄養素ですので注意必要です。
また、お餅やミカンなど炭水化物に栄養が偏りやすい時期でもあるので注意しましょう。