ソールの厚さと、アッパーの強度が重要。
安心して走れるシューズとは、どんなシューズでしょうか？
それは、ランナーの動きをしっかりサポートしてくれるシューズです。
ある程度、重量があり全体的に強度がある物を選びましょう。
その理由として、ランニングシューズの役割で大切な事が、二つあります。
ひとつは、体重の3倍ともいわれている着地時の衝撃を和らげる事です。
その為には、厚みのあるしっかりしたソール（地面と接地してる部分）が必要です。大会で記録を目指すようなランナーが履いている底の薄いシューズは、軽量化のために薄くしているのです。軽い反面、衝撃を吸収する力が弱く、走り慣れていないランナーが履くと、衝撃が十分に緩和されず、足が痛くなっています。ベテランランナーは、走るための足の筋肉が発達しているので、ソールの薄さを、自分の筋肉で補えるから薄くても走るのです。
ふたつ目は、ふらつく体をまっすぐにする事です。
ランニング時、特に着地の時に体は、大きくふらつきます。このふらつきを、足を中心に全身で修正しています。
安心して走れるシューズは、このふらつきをサポートしてくれます。必要以上に体がぶれないように、踏ん張ってくれます。しっかりしたソールとアッパー（ソールから上の部分）でランナーを支えてくれます。これがきちんとできるシューズは、ソールもアッパーもしっかりしていて厚み、重みがあります。
つまり、軽いシューズより重めのシューズを選ぶ。
多くの人が、軽い方が疲れないと思い、重いシューズを敬遠してしまいがちです。しかし、しっかりと重みのあるシューズの方が安心して走れる安全なランニングシューズの場合が多いです。
