素ライディング(ス・ライディング)でグッドフォーム
素ライディング、1000回
素ライディングとは、野球やゴルフの素振りからきた造語です。
エンジンをかけずに、センタースタンドやサイドスタンドを、
立てた状態で、バイクにまたがり、フォームをチェックしたり、修正したりする事です。バイクに乗りながらフォームを修正するのではなく、自分の納得いくフォームになってから、感覚を取り戻してから、バイクに乗ったほうがより楽しめます。
野球の素振りでは、自分の納得のいくフォーム、振りになるまで何千回でも素振りします。感覚を取り戻し、フォームを修正し、納得のいくバッティングに近づけるのです。ライディングも、乗る前の努力で、もっと良いフォーム、ライディングができるはずです。
自分のフォームを忘れない
冬の間ほとんど乗らずに、久しぶりに乗った時に、なんだか体がバイクになじまない感じがします。バイクを走らせずにまたがり、どこに座って、どこに力を入れて体を支え、どんな風に荷重をかけていたかをチェックします。こうすれば自分のライディングフォームを忘れにくくなります。
ライディングフォームを修正する
素ライディングの場合、実際に走らせている時と違って、いつでも自分のフォームをチェックできるのです。
例えば、腰をずらしてハングオンの時のフォームになった時、シートに荷重しているつもりが、意外とタンクやステップにかかっていたりします。
座る場所も、前過ぎたり、後ろ過ぎたりするのが発見できたりもします。
自分のフォームが間違ってないと思っても、意識的に上半身の位置を変えてみたり、座る位置を変えてみたりすると、フォームも欠点が発見できます。
自分のフォームをデジカメで撮ってチェックしすれば、欠点がはっきり分かりやすいです。また、MotoGPのDVDで、理想となるフォームを見つけて、真似してみるのも、良いフォーム作りの近道です。